四国社会資本アーカイブス

当サイトは四国で暮らす人々の生活を支える社会資本に関する情報を編纂したものです。

本川揚水発電所

No. 高知1
県名 高知県
市町村 いの町
事業化(着工) 昭和53年10月着工
竣工 昭和57年
Google Map
地理院地図
概要 四国電力の本川発電所は、四国初の大規模揚水発電所として昭和53年10月に建設工事に着手され、昭和57年に運転を開始した。発電所設備は、上池として新たに稲村ダムを築造し、下池として既設の大橋ダムを利用した。上池~下池間約4kmを圧力水路トンネル及び水圧管路で連絡し、その中間に地下発電所を設置した。発電は当時としては日本最高の567mの落差を利用して、揚水時に最大毎秒110㎥の水をくみ上げ、発電時に最大毎秒140㎥の水を落下させ最大60万kWの発電を行う。
情報源 高知県土木史編纂委員会編「高知縣土木史」(高知県建設業協会、1998年)、863-865頁
本川村編「本川村史」(本川村、1980年)、313-323頁
土木学会四国支部編「四国に豊かさと潤いをもたらした土木事業」(四国建設弘済会、1995年)、102頁
土木学会中国四国支部編「土木へのいざない」(土木学会中国四国支部、1991年)、139頁
情報源の種類 市町村史、郷土史、土木史
キーワード 本川揚水発電所 四国電力 稲村ダム 大橋ダム 地下発電所
関連情報
参考画像
原資料PDF 「高知014 高知懸土木史.pdf」を表示する
「高知069 本川村史.pdf」を表示する
「四国008 四国に豊かさと潤い.pdf」を表示する
「四国022 土木へのいざない.pdf」を表示する

戻る