四国社会資本アーカイブス

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吉野川橋(旧国道11号)<主要な県事業>

No. 徳島52
県名 徳島県
市町村 徳島市
事業化(着工) 大正14年11月着工
竣工 昭和3年12月
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地理院地図
概要 吉野川橋が古川橋と呼ばれていた時には、木橋の賃取橋で、毎年のように吉野川の出水による被害を受け、交通の途絶をまねいていた。大正10年に県会で古川橋は永久橋への架け替えが決定し、大正13年に徳島県は豊川仲太郎から賃取橋の経営権を買収し、県営とした後、下流100mの地点に大正14年11月に新橋の架設を着工した。1,079.89m、幅員6.06mの鉄筋コンクリート曲弦ワーレン式の鉄橋は、完成直前に吉野川橋と改称され、昭和3年12月に完成した。開通式では祝賀行事が催され、4万人の群衆が集まった。
情報源 ふるさと徳島編集委員会編「ふるさと徳島」(徳島市市民生活課、1998年)、126頁
徳島市史編さん室編「徳島市史 第三巻」(徳島市教育委員会、1983年)、509-511頁
秦春一編「応神村郷土誌」(応神村、1958年)、246頁
松茂町誌編纂委員会編「松茂町誌 中巻」(松茂町、1976年)、711頁
名東郡史続編編集委員会編「名東郡史 続編」(名東郡自治協会、1976年)、479-482頁
徳島橋梁技術者の会編「四国三郎 吉野川の橋」(徳島橋梁技術者の会、1999年)、127-129頁
徳島県教育委員会編「徳島県の近代化遺産」(徳島県教育委員会、2006年)、115頁
土木学会中国四国支部編「土木へのいざない」(土木学会中国四国支部、1991年)、91頁
情報源の種類 市町村史、郷土史、土木史 その他文献等
キーワード 吉野川橋 古川橋 徳島県 豊川仲太郎 主要地方道徳島鳴門線
関連情報 吉野川バイパスの完成により、吉野川橋は主要地方道徳島鳴門線に架かる橋となった。
吉野川橋の北側には豊川翁之碑が建立されている。
参考画像
原資料PDF 「徳島101 ふるさと徳島.pdf」を表示する
「徳島042 徳島市史第三巻.pdf」を表示する
「徳島048 松茂町誌中巻.pdf」を表示する
「徳島006 徳島県の近代化遺産.pdf」を表示する
「四国022 土木へのいざない.pdf」を表示する

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