善入寺島の遊水池化(吉野川水系)
No. | 徳島151 |
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県名 | 徳島県 |
市町村 | 阿波市(市場町)、吉野川市(川島町) |
事業化(着工) | 記載なし |
竣工 | 記載なし |
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地理院地図 | |
概要 | 善入寺島は現在の川島町、市場町にまたがる吉野川最大の川中島であり、東西約6km、南北1.2km、面積は約500haに及ぶ。明治40年当時は約500戸、約3,000人が住んでいたが、この島が狭窄部となっていたため、吉野川第一期改修事業の中で全島を遊水地化することが計画された。立ち退きを伴う全島買収は容易ではなく、明治45年の買収着手とともに反対運動が展開されたが、大正4年までに立ち退きは終了し、島民は新天地を求めて立ち去った。この事業は、吉野川改修史の中で特筆すべき大規模移転であった。 |
情報源 | 土木学会四国支部編「四国に豊かさと潤いをもたらした土木事業」(四国建設弘済会、1995年)、63頁 市場町史編纂委員会編「市場町史」(市場町、1996年)、483-488頁 川島町史編集委員会編「川島町史 下巻」(川島町、1982年)、265-277頁 |
情報源の種類 | その他文献等 市町村史、郷土史、土木史 |
キーワード | 善入寺島 遊水池 吉野川 第一期改修事業 立ち退き |
関連情報 | 川島町城山に「移転の碑」が建立されている。 |
参考画像 | |
原資料PDF |
「四国008 四国に豊かさと潤い.pdf」を表示する 「徳島063 市場町史.pdf」を表示する 「徳島072 川島町史下巻.pdf」を表示する |