四国社会資本アーカイブス

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佐喜浜川治山事業

No. 高知1
県名 高知県
市町村 室戸市
事業化(着工) 大正6年
竣工 昭和39年度
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地理院地図
概要 加奈木崩壊は佐喜浜川最上流大道南山国有林にあり、延享3年に最初に崩れて以来崩壊が続き、昭和21年の南海地震を機にますます拡大し、現在では国有林75haのほか川沿いの民有林158haの天然林が佐喜浜川になだれ落ち、流程16kmの間に215箇所の崩壊を生じている。高知営林局では大正6年に治山工事に着手し、41年間事業を継続的に実施して昭和39年度に完工した。この治山事業により、流域住民の民生の安定、海岸改定の安定、港湾の維持に大きな効果があった。
情報源 高知営林局編「佐喜浜川の治山事業 施工記録」(高知営林局、1964年)、1-22頁
高知営林局史編集委員会編「高知営林局史」(高知営林局、1972年)、288頁、495頁
北代典史「大規模崩壊地(加奈木のつえ)の復旧により地域を保全した大道南山復旧治山事業」(水利科学No.352、2016年)、146-154頁
室戸ジオパーク推進協議会事務局編「室戸ユネスコ世界ジオパーク ジオトラベルブック」(室戸ジオパーク推進協議会事務局、2019年)、41頁
情報源の種類 工事史、事業誌、記念誌 その他文献等
キーワード 佐喜浜川 治山事業 加奈木崩壊 大道南山国有林 高知営林局
関連情報
参考画像
原資料PDF 「高知327 佐喜浜川の治山事業.pdf」を表示する
「高知296 高知営林局史.pdf」を表示する

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