四国社会資本アーカイブス

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銅山川分水(吉野川水系)

No. 愛媛27
県名 愛媛県
市町村 四国中央市(伊予三島市)
事業化(着工) 昭和24年4月着工
竣工 昭和28年10月
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概要 銅山川の水を宇摩平野に導水する計画は幕末に考えられ、それ以降昭和初期にかけて事業申請がなされたが、実現には至らなかった。昭和11年に内務省の斡旋のもと、愛媛県と徳島県の間の協議が成立し、長年の懸案であった分水問題が解決したが、戦争により工事は中止となった。昭和22年に改めて愛媛県と徳島県の間で分水協定が成立し、これに洪水調節の目的も加えて、柳瀬ダムを多目的ダムとすることで、昭和24年4月に県から委託された建設省によってダム工事が始められ、昭和28年10月に完成した。
情報源 建設省四国地方建設局監修「吉野川-その治水と利水-」(国土開発調査会、1987年)、64-66頁
情報源の種類 工事史、事業誌、記念誌
キーワード 銅山川分水 宇摩地域 柳瀬ダム 多目的ダム
関連情報 三島公園と戸川疎水公園に頌徳碑が建立されている。
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原資料PDF 「四国012 吉野川 その治水と利水.pdf」を表示する

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