四国社会資本アーカイブス

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三坂峠の改修(国道33号)

No. 愛媛101
県名 愛媛県
市町村 松山市、砥部町、久万高原町
事業化(着工) 記載なし
竣工 昭和42年
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地理院地図
概要 藩政期の土佐街道は、松山市荏原から久谷を経て三坂峠に通じていたが、桜から峠まで急峻な坂道が2kmも続き、難所となっていた。このため、上浮穴郡長桧垣伸の尽力により明治27年に三坂新道が土佐街道の西に建設された。三坂新道の完成により、麓から峠に至る道は土佐街道の急坂から約10kmの緩やかな登り坂に変わり、明治・大正時代は主に馬車道として利用された。昭和42年には国道33号の改築(三坂峠及び砥部坂工事)が完成し、三坂峠を一変させた。
情報源 愛媛県史編さん委員会編「愛媛県史 地誌Ⅱ(中予)」(愛媛県、1984年)、771-772頁
情報源の種類 市町村史、郷土史、土木史
キーワード 三坂峠 土佐街道 国道33号 三坂新道 桧垣伸
関連情報 三坂峠付近に檜垣翁碑が、明神の桧垣桜公園には檜垣伸翁の顕彰碑が建立されている。
参考画像
原資料PDF 「愛媛019 愛媛県史 地誌中予.pdf」を表示する

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