四国社会資本アーカイブス

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三好新道(国道32号)

No. 徳島57
県名 徳島県
市町村 三好市(池田町、井川町、山城町)
事業化(着工) 明治19年3月着工
竣工 明治23年3月
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地理院地図
概要 四国新道のうち徳島県を通過する部分が三好新道である。三好新道(31.4km)は明治19年3月に起工し、明治23年3月に完成した。池田町では、明治19年春に東洲津赤鳥居に県土木出張所が設けられ、蔵谷付近の難工事が竣工、明治20年春には落まで開通し、4年後に猪ノ鼻峠の掘削工事も竣工した。四国新道は、明治28年には国道32号線、大正8年には国道23号線、昭和27年に国道32号線となった。三好新道の開設に努力し、偉大な功績を残した人として大久保諶之丞と武田覚三があげられる。
情報源 池田町史編纂委員会編「池田町史 上巻」(池田町、1983年)、892-893頁
徳島県史編さん委員会編「徳島県史 第五巻」(徳島県、1966年)、468-469頁
近藤辰郎編「山城谷村史」(山城町、1959年)、940頁
田村正編「三名村史」(山城町、1968年)、576-577頁
情報源の種類 市町村史、郷土史、土木史
キーワード 三好新道 猪ノ鼻峠 国道32号 大久保諶之丞 武田覚三
関連情報 三好市に三好新道の民益碑が、美馬市の東林寺に武田覚三の顕彰碑が建立されている。
参考画像
原資料PDF 「徳島091 池田町史上巻.pdf」を表示する
「徳島004 徳島県史 第五巻.pdf」を表示する

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