四国社会資本アーカイブス

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三好橋<主要な県事業>

No. 徳島56
県名 徳島県
市町村 三好市(池田町)
事業化(着工) 大正15年1月着工
竣工 昭和2年5月
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地理院地図
概要 池田町から高知方面や伊予川之江方面に通ずる道路は、吉野川に白地の渡船場があり、荷馬車や自動車は岡田式渡船で渡っていた。三好橋は、三縄村から佐馬地村に架けられたワーレン式トラスの吊橋である。大正15年1月に起工し、昭和2年5月に竣工した。設計者は増田淳である。当時東洋一といわれ、全長は約258.6m、有効幅員約6.1mで、全橋梁を支える2基の大鉄塔は岩盤上にコンクリートの橋脚を築いた上に建ち、架け渡した大ケーブルは左右2本とも自重まで加えると約862.5トンの大重量を支えている。
情報源 池田町史編纂委員会編「池田町史 中巻」(池田町、1983年)、170-173頁
三縄村史編集委員会編「三縄村史」(三縄村史編集委員会、1960年)、487頁
徳島橋梁技術者の会編「四国三郎 吉野川の橋」(徳島橋梁技術者の会、1999年)、132-135頁
土木学会中国四国支部編「土木へのいざない」(土木学会中国四国支部、1991年)、91頁
情報源の種類 市町村史、郷土史、土木史 その他文献等
キーワード 三好橋 国道32号 徳島県 吊橋 増田淳
関連情報
参考画像
原資料PDF 「徳島092 池田町史中巻.pdf」を表示する
「四国022 土木へのいざない.pdf」を表示する

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