四国社会資本アーカイブス

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早明浦ダム建設と大川村の対応

No. 高知172
県名 高知県
市町村 大川村
事業化(着工) 昭和38年
竣工 昭和48年3月
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地理院地図
概要 昭和35年に建設省が早明浦ダムの建設計画を明らかにしたため、大川村では村議会がダム建設絶対反対の決議をし、大川村は昭和37年に水没予定の船戸地区に鉄筋3階建ての役場を新築して、反対の砦とした。建設省が昭和38年に早明浦ダムの実施計画調査に着手し、高知県や国による働きかけなどもあり、調査実施に反対していた大川村議会も昭和41年6月に立入調査を受け入れることになった。昭和42年4月にはダム工事が建設省から水資源開発公団に引き継がれ、昭和48年3月のダム本体工事は完成した。
情報源 大川村史追録編さん委員会編「大川村史 追録」(大川村、1984年)、1-43頁
情報源の種類 市町村史、郷土史、土木史
キーワード 早明浦ダム 大川村 ダム建設反対
関連情報 諸霊鎮魂親水の碑(早明浦ダムの湖底に眠る霊の碑)が建立されている。
参考画像
原資料PDF 「高知068 大川村史追録.pdf」を表示する

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