四国社会資本アーカイブス

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重信川砂防堰堤(除けの堰堤)(重信川流域)

No. 愛媛110
県名 愛媛県
市町村 東温市(重信町)
事業化(着工) 昭和7年度
竣工 昭和10年3月
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地理院地図
概要 重信川砂防堰堤(旧大畑堰堤)は、赤木正雄によって重信川流域砂防工事の総仕上げとして建設されたものである。重信川の砂防工事は大正8年度から開始され、本流の字岡、西河原、樋などで護岸工事を行い、これを基礎にして山腹工事が行われた。このため、本流への土砂の流出を止めることができたが、本流の大畑付近ではまだ多量の土砂が堆積し、出水ごとに流出して下流の河状を悪化させていた。これを防止するためにつくられたのが重信川砂防堰堤で、昭和7~9年度の3ヵ年の継続事業として行われた。
情報源 えひめ地域政策研究センター編「愛媛県の近代化遺産」(愛媛県教育委員会文化財保護課、2013年)、214-215頁
えひめ地域政策研究センター編「えひめの近代化遺産」(えひめ地域政策研究センター、2013年)、31頁
情報源の種類 その他文献等
キーワード 重信川砂防堰堤 大畑堰堤 除けの堰堤 赤木正雄
関連情報 重信川砂防堰堤(旧大畑堰堤)は、平成13年8月に登録有形文化財として登録された。登録名は「除けの堰堤」である。
参考画像
原資料PDF 「愛媛021 愛媛県の近代化遺産.pdf」を表示する
「愛媛022 えひめの近代化遺産.pdf」を表示する

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