四国社会資本アーカイブス

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曽江谷川の砂防(吉野川水系)

No. 徳島61
県名 徳島県
市町村 美馬市(脇町)
事業化(着工) 明治18年着工
竣工 大正9年
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地理院地図
概要 明治18年6月の洪水により茶園嶽が崩壊した。その土砂は上流60平方kmに及ぶ流域の洪水をせき止め、それが決壊すると、ものすごい勢いで砂礫を押し出し、下流沿岸の耕地は見渡す限りの石河原になったという。これを機に、明治18年~20年に曽江谷川で砂防工事が行われた。その後、工事は絶えていたが、明治40年の吉野川改修工事の起工に伴い、上流各河川の砂防工事の必要性が認められ、大正4年~9年に曽江谷川の下流扇状地に対して渓流砂防工事が行われ、9基の床固工が直轄施工された。
情報源 四国の建設のあゆみ編纂委員会編「四国の建設のあゆみ」(四国建設弘済会、1990年)、362-366頁
情報源の種類 工事史、事業誌、記念誌
キーワード 曽江谷川 茶園嶽の崩壊 砂防工事 吉野川改修工事
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原資料PDF 「四国001 四国の建設のあゆみ.pdf」を表示する

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