四国社会資本アーカイブス

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赤土隧道(国道33号)

No. 高知43
県名 高知県
市町村 佐川町
事業化(着工) 昭和27年度
竣工 昭和33年2月
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地理院地図
概要 高知工事事務所における直轄施工は昭和27年度に国道33号佐川町の赤土峠付近で延長360mの改良に着手したのが最初である。赤土峠を隧道で抜くことと前後の大幅な線形改良により、延長は1,408m短縮され、路面の最高部は35m低くなった。本区間の地質は、佐川側が頁岩、越知側が砂岩で、トンネル中央付近には断層があり、工事中に落盤が発生し、越知側坑口付近で大量の湧水が発生するなどコンクリート巻立に苦労した。赤土隧道は直轄施工としては四国管内初のトンネルで、昭和33年2月に完成した。
情報源 高知工事事務所編「高知工事事務所四十年史」(建設弘済会、1987年)、651-654頁
情報源の種類 工事史、事業誌、記念誌
キーワード 赤土隧道 国道33号 一次改築 赤土峠
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原資料PDF 「高知005 高知工事四十年史.pdf」を表示する

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