四国社会資本アーカイブス

当サイトは四国で暮らす人々の生活を支える社会資本に関する情報を編纂したものです。

小川防災(国道32号)

No. 高知17
県名 高知県
市町村 大豊町
事業化(着工) 昭和48年着工
竣工 昭和53年3月
Google Map
地理院地図
概要 昭和47年7月、土佐山田町繁藤で大規模な山崩れが発生し、人命とともに民家、国道、国鉄の線路などが穴内川に押し流された。これを契機に国道32号の早急な防災対策が叫ばれ、抜本対策として計画されたのが、昭和48年に着工した小川防災である。大豊トンネル(延長1,603m)と一ノ瀬トンネル(延長492m)を中心に、防災事業としては四国で最大規模の工事を実施した。地質の悪さからトンネル掘削にもさまざまな困難を伴ったが、これを乗り越えて昭和53年3月に完成し、延長2.8kmの危険個所が解消された。
情報源 国土交通省四国地方整備局土佐国道事務所編「土佐国道事務所40年のあゆみ」(国土交通省四国地方整備局土佐国道事務所、2003年)、33頁
建設省四国地方建設局土佐国道事務所監修「土佐国道事務所二十年史」(四国建設弘済会、1983年)、111-118頁
情報源の種類 工事史、事業誌、記念誌
キーワード 小川防災 国道32号 二次改築 大豊トンネル 一ノ瀬トンネル
関連情報
参考画像
原資料PDF 「高知002 土佐国道二十年史.pdf」を表示する
「高知004 土佐国道40年のあゆみ.pdf」を表示する

戻る