四国社会資本アーカイブス

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斉藤島の撤去(那賀川水系)

No. 徳島58
県名 徳島県
市町村 阿南市
事業化(着工) 昭和12年度着工
竣工 昭和14年度
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地理院地図
概要 斉藤島の撤去は、那賀川改修工事の中で最も重要なものであった。斉藤島は、現在の本川河口部のほぼ中央に浮かんでいた島で、上下流方向に約1km、最下流端で幅約350mの長三角形をした広大なもので、人家が約10戸ほどあった。この撤去には、那賀川が初めて機関車を導入し、掘削土砂は横見・芥原堤防の築堤材料として運搬し、流用された。掘削面は、平常水位程度に留め、それ以下の部分については洪水によって自然に開削する方法がとられていたようである。工期は昭和12年度~14年度である。
情報源 建設省四国地方建設局徳島工事事務所編「那賀川改修史」(建設省四国地方建設局徳島工事事務所、1981年)、181-182頁、220頁
四国の建設のあゆみ編纂委員会編「四国の建設のあゆみ」(四国建設弘済会、1990年)、323頁
情報源の種類 工事史、事業誌、記念誌
キーワード 斉藤島 那賀川 掘削
関連情報
参考画像
原資料PDF 「徳島003 那賀川改修史.pdf」を表示する
「四国001 四国の建設のあゆみ.pdf」を表示する

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