四国社会資本アーカイブス

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布施ヶ坂地区工事(国道197号)

No. 高知13
県名 高知県
市町村 津野町(葉山村、東津野村)
事業化(着工) 昭和57年4月
竣工 平成3年度
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地理院地図
概要 昭和58年度に着工した布施ヶ坂地区は、葉山村白石から東津野村船戸まで、現道の北側に新しい道路(延長6.9km)を整備するものであった。当地区には標高461mの布施ヶ坂峠の難所があり、冬季には積雪、路面凍結などにより、交通途絶を余儀なくされることもあった。昭和62年3月に着手された布施ヶ坂トンネル(L=693m)では、四国地建で初めてNATM工法が採用され、昭和63年10月に完成した。改良工事は東津野村側から進められ、平成3年度に全区間の供用を開始した。
情報源 四国地方整備局中村河川国道事務所編「中村工事事務所70年のあゆみ 悠久への渡」(四国地方整備局中村河川国道事務所、2000年)、72-73頁、76頁
建設省四国地方建設局中村工事事務所編「六十年のあゆみ」(四国建設弘済会、1991年)、63頁、230-234頁
四国の建設のあゆみ編纂委員会編「四国の建設のあゆみ」(四国建設弘済会、1990年)、813-817頁
情報源の種類 工事史、事業誌、記念誌
キーワード 布施ヶ坂地区 国道197号 布施ヶ坂トンネル
関連情報 NATM工法とは新オーストリアトンネル工法(New Austrian Tunneling Method)で、主に山岳部でのトンネル工法である。
参考画像
略図 略図1を表示する
原資料PDF 「高知001 中村工事六十年のあゆみ.pdf」を表示する
「高知007 中村工事70年のあゆみ.pdf」を表示する
「四国001 四国の建設のあゆみ.pdf」を表示する

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