四国社会資本アーカイブス

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肱川橋(国道56号)

No. 愛媛50
県名 愛媛県
市町村 大洲市
事業化(着工) 明治44年11月着工
竣工 大正2年9月
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地理院地図
概要 肱川橋の架橋工事は明治44年11月に起工された。水量の多い川床部の掘削作業は、手堀り巻き上げの難工事であったばかりでなく、幾度かの出水のため工事をやり直したり、人命を失うなど多くの犠牲を払って大正2年9月に完成した。大洲町では9月1日~3日の間、開通を祝う催しを繰り広げられた。油屋下と中村河原に大やぐらを組んで、終日餅まきがあり、仮装行列が繰り出され、高河原には見せ物小屋が立ち並ぶなどしたため、大賑わいであったと伝えられている。この橋は昭和36年度に架け替えられた。
情報源 四国の建設のあゆみ編纂委員会編「四国の建設のあゆみ」(四国建設弘済会、1990年)、396-397頁
情報源の種類 工事史、事業誌、記念誌
キーワード 国道56号 肱川橋
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原資料PDF 「四国001 四国の建設のあゆみ.pdf」を表示する

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