四国社会資本アーカイブス

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讃岐新道(国道32号)

No. 香川29
県名 香川県
市町村 丸亀市、多度津町、善通寺市、琴平町、まんのう町、三豊市
事業化(着工) 明治19年4月
竣工 明治23年3月
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地理院地図
概要 讃岐新道(丸亀、多度津~猪ノ鼻峠38.4km)は、大久保諶之丞が構想し実現に尽力した四国新道の一部で、特に秀でている点は広大な幅員(3.5~4間)で、自動車のなかった時代を考えると、その先見性は特筆に値するものである。明治19年に着工した讃岐街道は明治21年には多度津・猪ノ鼻の讃岐分がほとんど完成して馬車が通行できるようになった。讃岐街道は明治23年3月に阿波街道と通じ、大正8年の道路法制定により国道23号線に編入され、昭和27年の道路法改正により国道32号となった。
情報源 四国の建設のあゆみ編纂委員会編「四国の建設のあゆみ」(四国建設弘済会、1990年)、368-371頁
情報源の種類 工事史、事業誌、記念誌
キーワード 讃岐新道 四国新道 大久保諶之丞 国道32号
関連情報 大久保諶之丞に関する石碑・像は三豊市の国道32号沿い、たからだの里、及び琴平町の琴平公園に建立されている。
参考画像
原資料PDF 「四国001 四国の建設のあゆみ.pdf」を表示する

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