四国社会資本アーカイブス

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吉野川橋(国道11号)

No. 徳島16
県名 徳島県
市町村 徳島市
事業化(着工) 大正14年11月着工
竣工 昭和3年12月
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地理院地図
概要 吉野川橋は、当時の国道21号線に架けられた曲弦ワーレントラス式の全長1,064m、幅員6mの橋である。大正8年の道路法制定により架設が促進され、県債を起こして大正14年11月に起工、3年2カ月を費やして工費の4分の3を国家補助によって完成した。吉野川橋の開通式は昭和3年12月18日に吉野川南岸の広場で開催された。空には大阪から飛来した飛行機が乱舞し、4万人の群衆は開通万歳を叫んだ。祝賀行事は2日間阿波踊り、人形芝居、もち投げなどの余興があり、橋の畔では競馬大会が行われた。
情報源 四国の建設のあゆみ編纂委員会編「四国の建設のあゆみ」(四国建設弘済会、1990年)、379-381頁
情報源の種類 工事史、事業誌、記念誌
キーワード 吉野川橋 国道11号
関連情報 吉野川バイパスの完成により、国道11号の吉野川橋は県道徳島鳴門線に架かる橋となった。
参考画像
原資料PDF 「四国001 四国の建設のあゆみ.pdf」を表示する

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