四国社会資本アーカイブス

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第十樋門(吉野川水系)

No. 徳島3
県名 徳島県
市町村 上板町
事業化(着工) 大正8年2月着工
竣工 大正12年6月
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地理院地図
概要 第十樋門は、別宮川を放水路として改修して洪水を疎通させるとともに、吉野川を締め切った結果、吉野川へ平水のみ通水を調節するために必要となった重要な施設である。第十樋門は、平常時には門扉を開放して下流のかんがい用水ならびに舟運の便を図り、洪水になれば門扉を閉鎖して本川下流および今切川の洪水氾濫を防止するなどの役割を担う。工事は大正8年2月に着工して、大正12年6月に竣工した。第十樋門は径間18尺(5.5m)、高さ19尺(5.8m)の樋門を6連併置し、鉄製門扉を巻上機によって操作する。
情報源 建設省四国地方建設局徳島工事事務所編「吉野川百年史」(建設省四国地方建設局徳島工事事務所、1993年)、425-426頁、685-686頁
情報源の種類 工事史、事業誌、記念誌
キーワード 第十樋門 別宮川 吉野川
関連情報
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原資料PDF 「徳島002 吉野川百年史.pdf」を表示する

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