四国社会資本アーカイブス

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中筋川付替工事(渡川水系)

No. 高知7
県名 高知県
市町村 四万十市(中村市)
事業化(着工) 昭和12年12月
竣工 昭和39年2月
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地理院地図
概要 昭和4年に着手した当初渡川改修計画では、中筋川は渡川との合流点を約1,850m下流の山路地先まで背割堤で下げる計画であったが、昭和10年8月の大洪水に見舞われたため、甲ヶ峯を開削して背割堤をさらに2,650m追加して実崎地先まで延長することにより、中筋川の水位をさらに1.95m低下させてHWL7.40mとすることになった。延長4,500mの背割堤の改修工事は、昭和12年12月に坂本背割堤より着手し、翌13年度には甲ヶ峯の開削工事、翌14年度には山路地区の背割堤に着手した。完成は昭和39年2月であった。
情報源 建設省四国地方建設局中村工事事務所編「六十年のあゆみ」(四国建設弘済会、1991年)、95-99頁
四国地方整備局中村河川国道事務所編「中村工事事務所70年のあゆみ 悠久への渡」(四国地方整備局中村河川国道事務所、2000年)、30頁
四国の建設のあゆみ編纂委員会編「四国の建設のあゆみ」(四国建設弘済会、1990年)、599-601頁
中村工事事務所編「渡川改修四十年史」(四国建設弘済会、1970年)、95頁
建設省四国地方建設局監修「四国地方建設局三十年史」(四国建設弘済会、1988年)、207頁
建設省四国地方建設局監修「四国地方建設局十年史」(建設省四国地方建設局、1968年)、120-121頁
情報源の種類 工事史、事業誌、記念誌
キーワード 四万十川 中筋川 合流点の付替 背割堤
関連情報 HWL(計画高水位)とは計画高水流量が河川改修後の河道断面を流下する時の水位である。
参考画像
原資料PDF 「高知001 中村工事六十年のあゆみ.pdf」を表示する
「高知006 渡川改修四十年史.pdf」を表示する
「高知007 中村工事70年のあゆみ.pdf」を表示する
「四国001 四国の建設のあゆみ.pdf」を表示する
「四国002 四国地建三十年史.pdf」を表示する

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