四国社会資本アーカイブス

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満濃池の第二次嵩上げ

No. 香川4
県名 香川県
市町村 まんのう町
事業化(着工) 昭和2年10月着工
竣工 昭和5年12月
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地理院地図
概要 大正13年の干ばつを契機に、満濃池の再度嵩上げの要望が高まった。満濃池普通水利組合は大正14年に県に調査を依頼し、県営満濃池用排水改良事業として工事を行うことになった。工事内容は1)堤防を1.52m嵩上げし、貯水量を150万トン増加して総貯水量を780万トンとする、2)導水トンネル(400m)と取付水路(280m)を建設し、財田川から満濃池に導水する、3)用水損失を防止するため丸亀幹線水路約5kmを改修する、というものであった。第二次嵩上げ事業は昭和2年10月に着工し、昭和5年12月に完成した。
情報源 ワーク・アイ編「満濃池史-満濃池土地改良区五十周年記念誌-」(満濃池土地改良区、2001年)、142-167頁
讃岐のため池誌編さん委員会編「讃岐のため池誌」(香川県農林水産部土地改良課、2000年)、105-106頁
香川県教育委員会編「香川県の近代化遺産」(香川県教育委員会、1995年)、71頁
満濃町誌編さん委員会編「新修 満濃町誌」(満濃町、2005年)、515頁、531-532頁
情報源の種類 その他文献等 市町村史、郷土史、土木史
キーワード 満濃池 干ばつ 第二次嵩上げ 財田川導水 丸亀幹線水路
関連情報
参考画像
原資料PDF 「香川181 讃岐のため池誌.pdf」を表示する
「香川011 香川県の近代化遺産.pdf」を表示する
「香川085 新修満濃町誌.pdf」を表示する

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