四国社会資本アーカイブス

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日章飛行場(高知空港)

No. 高知17
県名 高知県
市町村 南国市
事業化(着工) 昭和16年1月
竣工 昭和20年8月
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地理院地図
概要 高知海軍航空隊の日章飛行場の建設は、昭和16年1月に用地買収と同時に開始され、昭和20年8月の終戦まで続いた。飛行場用地の買収、家屋移転などは高知県、建設工事は内務省神戸土木出張所、重要施設は海軍設営隊という分担で工事が進められた。先祖伝来の土地や家屋が強制的に買い上げられ、勤労奉仕により無償の労働力が動員された。滑走路を造るために久枝山が壊され、その土石を水路や田畑に埋めた。前浜地区には飛行機を格納するため誘導路が網の目のように整備され、掩体が造られた。
情報源 高知県企画「高知空港史」(高知県、1984年)、69-73頁
南国市小学校社会科副読本編集委員会編「南国市の歴史」(南国市立教育研究所、2009年)、112-115頁
情報源の種類 工事史、事業誌、記念誌 その他文献等
キーワード 日章飛行場 海軍航空隊 勤労奉仕
関連情報 掩体とは、敵機に発見されないように飛行機を隠す格納庫である。
参考画像
原資料PDF 「高知018 高知空港史.pdf」を表示する

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