四国社会資本アーカイブス

当サイトは四国で暮らす人々の生活を支える社会資本に関する情報を編纂したものです。

明治~昭和戦前期の高知港

No. 高知1
県名 高知県
市町村 高知市
事業化(着工) 明治19年着工
竣工 昭和13年1月
Google Map
地理院地図
概要 明治19年に県令田辺良顕は浦戸港改修を県会に提案し、港口の大碆と中碆を破砕した。この結果、港口に砂州が生じ、明治21年の災害で浸水被害が発生したため、県は浚渫船での港口掘鑿を行い明治23年3月に完了した。大正3年11月に浦戸港は重要港湾に指定され、県は同年度に桂浜旧灯台下に防砂堤を築き、大正9年度にその嵩上げと延長工事を完了した。昭和2年10月に浦戸港は第二種重要港湾に指定され、昭和5年5月に浦戸港修築起工式が行われ、昭和13年1月に浦戸港は高知港に改称し、同年4月に開港となった。
情報源 高知県編「高知県史 近代編」(高知県、1970年)、517-526頁
高知県土木史編纂委員会編「高知縣土木史」(高知県建設業協会、1998年)、79-83頁
高知県教育委員会編「高知県の近代化遺産」(高知県教育委員会、2004年)、94-95頁
高知市史編纂委員会編「高知市史 中巻」(高知市、1971年)、295-301頁
情報源の種類 市町村史、郷土史、土木史 その他文献等
キーワード 浦戸港 浚渫 防砂堤 高知港
関連情報 開港とは、関税法により外国との貿易が許された港である。
参考画像
原資料PDF 「高知013 高知県史 近代編.pdf」を表示する
「高知014 高知懸土木史.pdf」を表示する
「高知019 高知県の近代化遺産.pdf」を表示する

戻る