四国社会資本アーカイブス

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明治~昭和戦前期の宇和島港

No. 愛媛31
県名 愛媛県
市町村 宇和島市
事業化(着工) 明治42年着工
竣工 昭和19年
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地理院地図
概要 宇和島町の要望に対して、県は明治42年に宇和島港改修工事に着手し、内港の浚渫と外堀の埋立を行い、明治43年に竣工した。大正11~14年には内港の浚渫と泉屋新田の埋立を行うとともに、朝日運河の築造工事を行った。宇和島市は昭和5~7年に須賀川の付替工事を行った上で、昭和8年から第一期工事としての新内港修築工事を行い、昭和14年に竣工した。昭和16年からは固定桟橋の増築や陸上施設の充実に重点を置いた第二期工事に着手し、昭和19年に竣工したが、昭和20年7月の空襲で港湾施設は焼失した。
情報源 愛媛県史編さん委員会編「愛媛県史 地誌Ⅱ(南予)」(愛媛県、1985年)、620-622頁
えひめ地域政策研究センター編「愛媛県の近代化遺産」(愛媛県教育委員会文化財保護課、2013年)、177頁
宇和島市誌編纂委員会編「宇和島市誌 上巻」(宇和島市、2005年)、218-247頁、744-745頁
情報源の種類 市町村史、郷土史、土木史 その他文献等
キーワード 宇和島港 愛媛県 内港 宇和島市 新内港
関連情報 宇和島港の内港改修に貢献した中原渉を讃えて「中原町長頌功碑」が建立されている。
参考画像
原資料PDF 「愛媛020 愛媛県史 地誌南予.pdf」を表示する
「愛媛021 愛媛県の近代化遺産.pdf」を表示する
「愛媛116 宇和島市誌上巻.pdf」を表示する

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