四国社会資本アーカイブス

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明治~昭和戦前期の高浜港と三津浜港(松山港)

No. 愛媛23
県名 愛媛県
市町村 松山市
事業化(着工) 明治19年7月着工
竣工 昭和11年
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地理院地図
概要 明治19年7月、小林信近らは県の許可を得て、高浜の一部を埋め立てて桟橋を架設した。高浜築港は伊予鉄道の高浜までの延長とも関連し、明治36年3月に高浜港に南桟橋が架設されると、大阪商船は寄港地を三津浜から高浜に変え、明治39年9月には高浜開港式が行われた。対抗する三津浜町は三津浜築港推進を決議し、明治42年7月に三津浜築港起工式が行われたが、同年12月に三津浜築港疑獄事件により三津浜築港は中止となった。三津浜港では、大正5~11年に内港の整備が、昭和6~11年に第一・第二船溜の築造が行われた。
情報源 松山市史編集委員会編「松山市史 第3巻」(松山市、1995年)、286-290頁
情報源の種類 市町村史、郷土史、土木史
キーワード 高浜港 桟橋 三津浜港 内港
関連情報
参考画像
原資料PDF 「愛媛056 松山市史第3巻.pdf」を表示する

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