四国社会資本アーカイブス

当サイトは四国で暮らす人々の生活を支える社会資本に関する情報を編纂したものです。

第一次国営事業期(大正12年~昭和9年)の小松島港

No. 徳島4
県名 徳島県
市町村 小松島市
事業化(着工) 大正12年11月着工
竣工 昭和9年5月
Google Map
地理院地図
概要 大正10年6月、第二種重要港湾指定を転機として、小松島港は国営事業の新段階に入った。神田瀬川口を利用した内港は狭隘になり、港域の拡張修築のため、大正12年11月から昭和9年5月にかけて、内務省の直接施行により東・南・北の防波堤の建設、村営時代の旧防波堤の除去、物揚場・岸壁の建設、浚渫、埋立地造成等の工事を行い、小松島港の中心部が形成されて新港と称せられることになった。これにより南北の岸壁には3,000トン級の船舶の係船が可能となった。これ以降、神田瀬川口の部分を旧港ということになる。
情報源 小松島市史編纂委員会編「小松島市史 中巻」(小松島市、1981年)、459-460頁
情報源の種類 市町村史、郷土史、土木史
キーワード 小松島港 第二種重要港湾 国営 防波堤 新港
関連情報 小松島港に「徳島における近代港発祥の地碑」が建立されている。
参考画像
原資料PDF 「徳島040 小松島市史中巻.pdf」を表示する

戻る