四国社会資本アーカイブス

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明治~大正2年までの小松島港

No. 徳島2
県名 徳島県
市町村 小松島市
事業化(着工) 明治44年着工
竣工 大正2年4月
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地理院地図
概要 小松島港は古くから港として栄えていたが、明治20年に阿波国共同汽船会社が古川口(吉野川河口)に港を設け、兵庫大阪行の船が就航した結果、小松島港は一時火が消えたような状況になった。明治26年に徳島藍商人によって小松島旧港の築港工事が取り上げられ、大がかりな底ざらえを行い、明治33年11月に小松島港と徳島を結ぶ定期航路が開始され、明治34年には小松島~和歌山航路が開かれた。明治44年に神田瀬川北岸に400~500トン級船舶が接岸できる築港工事に着手、大正2年4月に完成した。
情報源 徳島県史編さん委員会編「徳島県史 第五巻」(徳島県、1966年)、506-507頁
徳島県教育委員会編「徳島県の近代化遺産」(徳島県教育委員会、2006年)、37-38頁
情報源の種類 市町村史、郷土史、土木史 その他文献等
キーワード 小松島港 築港 浚渫
関連情報 大正2年4月に阿波国共同汽船会社の小松島~徳島間の軽便鉄道が完工し、船車連絡が整った。
小松島港に「徳島における近代港発祥の地碑」が建立されている。
参考画像
原資料PDF 「徳島004 徳島県史 第五巻.pdf」を表示する
「徳島006 徳島県の近代化遺産.pdf」を表示する

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