四国社会資本アーカイブス

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窪川~土佐佐賀間(土佐くろしお鉄道中村線)

No. 高知26
県名 高知県
市町村 四万十町、黒潮町
事業化(着工) 昭和32年6月着工
竣工 昭和38年12月
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地理院地図
概要 中村線窪川~土佐佐賀間20.7kmは、昭和32年6月に着工し、昭和38年12月に開業した。土讃線の終点の窪川は海抜220mの位置で、そこから土佐佐賀の海岸まで急勾配の連続で山をくぐり抜け、深い谷を渡る難工事の連続であった。特に窪川西南の海抜164mの大峠東山の先は、急傾斜の深い谷間でそのまま列車を走らせることができず、半径350mの大きな円を描いて山腹にループ式の隧道を掘り、山を一巡りして約41m下の谷間へおりるという難工事を行った。この開通により、観光や林産資源の開発などが期待される。
情報源 四鉄史編集委員会編「四鉄史」(四国旅客鉄道、1989年)、82頁
四国鉄道75年史編さん委員会編「四国鉄道75年史」(日本国有鉄道四国支店、1965年)、101頁
情報源の種類 工事史、事業誌、記念誌
キーワード 中村線 窪川~土佐佐賀間 ループ式トンネル
関連情報
参考画像
原資料PDF 「四国015 四鉄史.pdf」を表示する
「四国014 四国鉄道75年史.pdf」を表示する

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