四国社会資本アーカイブス

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讃予線と波止浜駅(JR予讃線)

No. 愛媛34
県名 愛媛県
市町村 今治市
事業化(着工) 記載なし
竣工 大正13年12月
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地理院地図
概要 大正13年2月に伊予桜井から今治まで開通した讃予線は、同年12月に大井(現大西駅)まで延びた。普通なら今治から大井へ直通するはずであるが、当時の波止浜は塩田により財を成すものが多く、波止浜の財界の力により鉄道は波止浜へ迂回することになった。塩田を横切らせないため、波止浜駅は波止浜の中心地からも波方の中心地からも離れた所に決定された。塩田の犠牲を避けたため、波止浜駅はホーム自体にカーブがあり、見通しが悪いなどの悪条件となった。波方駅は昭和35年に無人駅として設置された。
情報源 愛媛県史編さん委員会編「愛媛県史 地誌Ⅱ(東予西部)」(愛媛県、1986年)、314-315頁
波方町誌編纂委員会編「波方町誌」(波方町教育委員会、1968年)、420-422頁
情報源の種類 市町村史、郷土史、土木史
キーワード 国鉄 讃予線 波方村 波止浜駅 波方駅
関連情報
参考画像
原資料PDF 「愛媛018 愛媛県史 地誌東予西部.pdf」を表示する
「愛媛043 波方町誌.pdf」を表示する

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