四国社会資本アーカイブス

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猪ノ鼻隧道(JR土讃線)

No. 香川26
県名 香川県
市町村 三豊市
事業化(着工) 大正12年8月着工
竣工 昭和2年3月
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地理院地図
概要 香川・徳島県境部のルートには塩入越と猪ノ鼻越の2案があったが、大正8年8月には猪ノ鼻越のルートに決定した。大正12年1月に猪ノ鼻隧道と前後の付帯工事は鉄道省岡山建設事務所の直営で施工されることが認可され、同年8月に香川県側の坑口と徳島県側の坑口の掘削に着手した。途中多量の湧水に悩まされたが、大正15年6月に坑道が貫通、同年11月に覆工が完成、昭和2年3月に竣工した。5年にわたる工事により、1,133人の公傷者と16人の死者を出した。猪ノ鼻隧道は四国鉄道史上最大の難工事となった。
情報源 香川県教育委員会編「香川県の近代化遺産」(香川県教育委員会、1995年)、174-175頁
情報源の種類 その他文献等
キーワード 猪ノ鼻隧道 土讃線
関連情報
原資料PDF 「香川011 香川県の近代化遺産.pdf」を表示する

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