阿波電気軌道古川~撫養間(JR高徳線、JR鳴門線)
No. | 徳島54 |
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県名 | 徳島県 |
市町村 | 徳島市、藍住町、鳴門市 |
事業化(着工) | 大正3年9月着工 |
竣工 | 大正5年7月 |
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地理院地図 | |
概要 | 明治44年6月、阿波電気軌道株式会社を発起、徳島~撫養間約14.6kmの軌道敷設を請願し、大正3年9月に着工、大正5年7月に撫養~古川間13.9kmを開業した。古川~徳島間には吉野川があり、この架橋費が捻出できず、古川の一駅手前の中原から新町川を通り、徳島市内の新町橋までを4隻の石油機動船で連絡輸送した。昭和3年1月には撫養~岡崎港間1.1kmを開業し、撫養駅を蛭子駅と改め、新駅を撫養駅(現鳴門駅)とした。大正15年に阿波電気軌道は阿波鉄道に改称し、昭和8年7月に国鉄に買収され線名も阿波線に改められた。 |
情報源 | 四鉄史編集委員会編「四鉄史」(四国旅客鉄道、1989年)、27-28頁 四国鉄道75年史編さん委員会編「四国鉄道75年史」(日本国有鉄道四国支店、1965年)、31頁 |
情報源の種類 | 工事史、事業誌、記念誌 |
キーワード | 阿波電気軌道 古川~撫養間 阿波鉄道 国有化 国鉄阿波線 |
関連情報 | 古川~撫養間のうち、吉成~池谷間は高徳線として、池谷~撫養間は鳴門線として存続している。 |
原資料PDF |
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