四国社会資本アーカイブス

当サイトは四国で暮らす人々の生活を支える社会資本に関する情報を編纂したものです。

阿波電気軌道古川~撫養間(JR高徳線、JR鳴門線)

No. 徳島53
県名 徳島県
市町村 徳島市、藍住町、鳴門市
事業化(着工) 大正3年10月着工
竣工 大正5年7月
Google Map
地理院地図
概要 明治44年6月、阿波電気軌道株式会社が設立された。起業目論見書によると、徳島駅~上助任駅間2.7km及び古川~撫養間12.5kmに鉄道を敷設し、上助任駅と古川駅の間は汽船で連絡する計画であった。大正3年10月に古川~撫養間の工事に着手し、富田橋~中原間に連絡船(巡航船)が就航して、大正5年7月に営業を開始した。大正15年4月には社名を阿波鉄道株式会社に改称した。昭和8年7月に政府に買収され、国有鉄道阿波線となった。昭和10年3月の高徳線開業により、古川~吉成間の鉄道が廃止された。
情報源 徳島市史編さん室編「徳島市史 第三巻」(徳島市教育委員会、1983年)、635-640頁、656-659頁
鳴門市史編纂委員会編「鳴門市史 下巻」(鳴門市、1988年)、659-664頁、670-672頁
上板町史編纂委員会編「上板町史 下巻」(上板町、1985年)、414-417頁
秦春一編「応神村郷土誌」(応神村、1958年)、420-421頁
四国の建設のあゆみ編纂委員会編「四国の建設のあゆみ」(四国建設弘済会、1990年)、411-412頁
情報源の種類 市町村史、郷土史、土木史 工事史、事業誌、記念誌
キーワード 阿波電気軌道 古川~撫養間 阿波鉄道 国鉄阿波線
関連情報 古川~撫養間のうち、吉成~池谷間は高徳線として、池谷~撫養間は鳴門線として存続している。
原資料PDF 「徳島042 徳島市史第三巻.pdf」を表示する
「徳島054 鳴門市史下巻.pdf」を表示する
「徳島059 上板町史下巻.pdf」を表示する
「四国001 四国の建設のあゆみ.pdf」を表示する

戻る