四国社会資本アーカイブス

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吉野川橋梁(JR土讃線)

No. 徳島37
県名 徳島県
市町村 三好市
事業化(着工) 記載なし
竣工 昭和4年4月
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地理院地図
概要 吉野川橋梁は、土讃線の箸蔵~佃間の吉野川に昭和4年4月に架設された。橋長571.2mのうち、北側の258.31mが13径間の上路式単純鋼鈑桁橋、続いて全長258.31mは1径間63.43mの下路式単純鋼ワーレントラス橋が4連並び、さらに右岸側の全長59.17mは3径間の上路単純鋼鈑桁橋が連なる。下部橋脚は、トラス橋部分を支える5基はいずれも直径6m、高さ平均14mのRC井筒沓(ウェル沓という)を川床に沈め、その上に高さ15mのRC橋脚を建て全高平均高さ29mとして洪水時にも橋脚が冠水しないよう配慮されている。
情報源 徳島県教育委員会編「徳島県の近代化遺産」(徳島県教育委員会、2006年)、112頁
徳島橋梁技術者の会編「四国三郎 吉野川の橋」(徳島橋梁技術者の会、1999年)、146-147頁
三好町史編集委員会編「三好町史 歴史編」(三好町、1997年)、764頁
情報源の種類 その他文献等 市町村史、郷土史、土木史
キーワード 吉野川橋梁 土讃線 ワーレントラス橋
関連情報 トラス橋とは桁部分にトラス構造(三角形を基本にして組んだ構造)を使った橋であり、ワーレントラスは斜材の傾斜方向を交互に変えたトラスである。
参考画像
原資料PDF 「徳島006 徳島県の近代化遺産.pdf」を表示する
「徳島082 三好町史歴史編.pdf」を表示する

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