四国社会資本アーカイブス

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第二吉野川橋梁(JR土讃線)

No. 徳島36
県名 徳島県
市町村 三好市
事業化(着工) 記載なし
竣工 昭和10年3月
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地理院地図
概要 第二吉野川橋梁は、土讃線の小歩危~大歩危間の吉野川に昭和10年3月に架けられたワーレントラス橋である。この橋のワーレントラス橋の部分は第1吉野川橋梁と全く同じ設計によるもので、架設工法もケーブルクレーン直吊り工法を採用している。現場から3.5km離れた白川発電所から電線を引き、クレーンなどの機械にも電気式が広く使われた。また、第2吉野川橋梁では、架設機材の多くが第1吉野川橋梁で使ったものを再利用し、架設日数も第1吉野川橋梁での経験が生かされて短縮された。
情報源 徳島橋梁技術者の会編「四国三郎 吉野川の橋」(徳島橋梁技術者の会、1999年)、148-149頁
情報源の種類 その他文献等
キーワード 第二吉野川橋梁 第一吉野川橋梁 土讃線 ワーレントラス橋 ケーブルクレーン直吊り工法
関連情報 トラス橋とは桁部分にトラス構造(三角形を基本にして組んだ構造)を使った橋であり、ワーレントラスは斜材の傾斜方向を交互に変えたトラスである。
ケーブルクレーン直吊り工法とは、両岸の鉄塔から張り渡されたケーブルからハンガーロープにより橋体を吊り下げながら架設する工法である。
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