四国社会資本アーカイブス

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穴吹川橋梁(JR徳島線)

No. 徳島22
県名 徳島県
市町村 美馬市
事業化(着工) 記載なし
竣工 大正3年3月
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地理院地図
概要 穴吹川橋梁は、穴吹川に架設されたプレートガーダ上路橋で、大正3年3月の徳島線の全通により供用開始された。穴吹川橋梁は9本の橋脚を建て、全長134.26mで、地形上から緩いカーブを画く構造となり、全国でも珍しい遺構である。橋台は重力式レンガ積みで、橋脚は円形で立ちが高いので、1:24の勾配を設けて下部を太くしている。橋座部にはコンクリートの補強が見られ、橋脚9本のうち5本に柱脚の補強が確認できる。
情報源 徳島県教育委員会編「徳島県の近代化遺産」(徳島県教育委員会、2006年)、104頁
情報源の種類 その他文献等
キーワード 穴吹川橋梁 徳島線 穴吹川 プレートガーダ上路橋
関連情報 プレートガーダとは鋼板や形鋼を組み合わせてI形断面とした桁で、線路が橋桁の上方にある橋を上路橋という。
参考画像
原資料PDF 「徳島006 徳島県の近代化遺産.pdf」を表示する

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