四国社会資本アーカイブス

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小川地区防災工事(国道32号)

No. 高知210
県名 高知県
市町村 大豊町
事業化(着工) 昭和48年度
竣工 昭和53年3月
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地理院地図
概要 国道32号大豊町小川地区は高知県でも有数の地すべり地帯であり、昭和48年度に防災工事が始められた。穴内川沿いに走っている現道を、大豊(1,605m)、一ノ瀬(492m)の2つのトンネルを掘って山側に移す方法で土砂災害を避けることにした。大豊トンネル建設現場は地質が悪く、多くの地すべり地形があり、掘削は安全で確実な側壁導坑先進掘削工法を採用した。一方、一の瀬トンネルは地質、地形とも比較的良好で、山岳トンネル掘削によく使われる上部半断面先進掘削工法で施工し、昭和53年3月に完工した。
情報源 高知県土木史編纂委員会編「高知縣土木史」(高知県建設業協会、1998年)、561-562頁
情報源の種類 市町村史、郷土史、土木史
キーワード 小川地区防災工事 国道32号 大豊トンネル 一ノ瀬トンネル
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原資料PDF 「高知014 高知懸土木史.pdf」を表示する

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