四国社会資本アーカイブス

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寺村トンネル(国道33号)

No. 高知142
県名 高知県
市町村 仁淀川町(吾川村)
事業化(着工) 昭和39年10月着工
竣工 昭和41年3月
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地理院地図
概要 改良前の国道33号は、越知町から吾川村に入ると、仁淀川の蛇行部に沿い、急勾配の斜面に設けられていた。このため同区間の改良には大量の土工が必要であり、また蛇行部がちょうど半島状で、その根元をカットすれば距離が短縮されることもあり、昭和39年10月に寺村トンネル(延長572m、幅員7.5m)の掘削が始められた。工事は底設導坑併進上部半断面工法によって行われ、途中、水枯れ問題が起こり地元民の生活用水をめぐるトラブルがあったが、昭和41年3月に取りつけ道路88mも合わせて完工した。
情報源 高知県土木史編纂委員会編「高知縣土木史」(高知県建設業協会、1998年)、353頁
情報源の種類 市町村史、郷土史、土木史
キーワード 寺村トンネル 国道33号 水枯れ問題
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原資料PDF 「高知014 高知懸土木史.pdf」を表示する

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